出来ないって理由があります。
- Tetsuya Hirasawa
- 2022年8月5日
- 読了時間: 2分
暑中見舞い申し上げます。めちゃくちゃ暑いんですが、店長は8月末の自転車のレースに向けて走り込んでます。体調崩さないようにしっかりと追い込んでいこうと思います。
さて、今日は、当ジムに来ている地元の名門バスケットボールクラブの中学生アスリートの話です。
店長:「最近、バスケはどう?出来ない事ない?」
中学生:「コーチに姿勢が悪いと言われました。」
彼はそのコーチに「お前は体幹が弱い」と言われ当ジムに入会した経緯があります。
店長:「どんな感じ?やってみて。」
中学生:「ディフェンスの姿勢なんですが・・・こんな感じです。腰が高いと言われました。」
見せて貰いましたが、そこじゃない気がしたのでアドバイスしました。

姿勢の高さよりも後に反っている いわゆる「反り腰」が気になりました。

腰を落とし、いつもやっている体幹トレーニングのようにお腹に力を入れてもらい背骨を真っ直ぐになるように指導しました。その状態で反復横跳びをしてもらいました。当然、今までの姿勢での反復横跳びもしてもらい違いを体感してもらいます。体幹が安定した分、急激な横方向に動きに上体がずれないので動きやすくなります。
さてこれだけでは終わりません。何故中腰が苦手なのか?です。脚力が弱いのは勿論ですが、足関節(足首)の固さが原因ではないか?と考え、しゃがんで貰いました。案の定全然しゃがめません。足首の可動域に関係ある筋肉を押してみます。
中学生:「痛いです!」
左側が極端に緊張していました。ストレッチを教えてからしゃがんでもらいます。
中学生:「しゃがむのが楽です。」
どうやらしゃがむのが苦手→中腰の姿勢は維持できない→姿勢を高くするようになった みたいです。

最後に脚力強化の為に鏡の前で正しいフォームを確認しながらスクワットをするように指導しました。
出来ない事を「出来ない」で終わらせず、1つ1つひも解くと「出来る」ようになります。それは彼にとって大切な宝物になり、成長の手助けをしてくれます。
土日は試合らしいので、体幹を安定させて頑張って欲しいです。
それではまた(^^)/
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