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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

あれから10年経ちました。あの日から学んだ事は今、生かされていますか?

2011年3月11日、東北から関東にかけて巨大地震が襲いました。あの日、たまたま千葉の沿岸部、しかも津波が襲った地域に居た私は、「これはヤバい」と直感し、車を内陸部へ急がせたのを覚えています。あの後、ガソリンや物資の不足、疎開してきた人達や農産物への放射能による言われなない差別、連日放射線量がマスコミによって発表され、外出も制限されました。平穏な日常から一変し、我々に様々な難題が襲いました。テレビを付ければ、同じCMが流れ、映像は津波のシーンばかり。私は居ても立っても居られないくなり、ガソリンの供給が安定した4月から福島に毎週ボランティア活動に行きました。被災地には遠くは島根県やチェチェン共和国から「被災した人を助けたい」と大勢の人達が集まっていました。被災した人達と瓦礫を撤去して、東北人の芯の強さ、温かさに励ますつもりでボランティアに行ったはずが、逆に励まされていました。あの時、全国に拡がった「善意の輪」は、日本は大丈夫!と皆を勇気づけました。覚えていますか?不安でも一丸となって立ち向かった日の事を。今の日本と照らし合わせてみてください。

今の日本をみて「日本は大丈夫」と何人の人が言えるでしょうか?

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