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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

全世界空手道選手権大会参戦レポート

11月9日、ジムをお休みさせていただき、清水選手の応援に行かせて頂きました。遅くなりましたが、大会のレポートです。今回の会場は調布の味の素スタジアム横にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」です。会場のエントランスには外国の方々が大勢いたので直ぐに分かりました。





全世界で日本の空手文化が根付いているのが良く分かる会場でした。


男子は世界101ヶ国、161名、その他女性選手も多数参加、総勢250人近くは居たんじゃないでしょうか?外人勢の応援団の声援は半端ないです💦


北欧の選手でしょうか?戦闘民族の匂いがプンプンしました。


客席と選手の境が良い意味であいまいで、選手達の気迫が肌で感じられる素晴らしい会場でした。

ミット撃ちの音が響いていてビビりました。さて清水選手はシード選手なので1回戦はパスし、2回戦目からの登場です。相手は、あまり強くなく初戦で緊張していた清水電手も危なげなく勝ちます。そして3回戦目。相手はリトアニア代表、背丈も清水選手よりかなりあります。「次は結構強いです。」と言ってリングサイドで同じ道場の選手とアップを始めました。


試合が始まるとリーチで不利な清水選手は相手の懐に飛び込んで果敢に戦います。


リトアニア代表はそんな清水選手の肩に肘を入れたり、斜め上から容赦なく打撃を加えていく打撃戦になりました。何とか判定勝ちして明日に繋げました。清水選手はこの後、アイシングをしながら明日に備えたそうです。

そして10日。ライブ配信しているので、朝からジムで応援しました。

4回戦目の相手はポーランド代表のマシエ・マズール選手。前評判の高かった選手です。


清水選手は前半果敢に打撃を加えていきます。マズール選手は押され気味。


防戦一方のマズール選手は審判団に...


忠告を受け一気に不利になります。


試合再開して間もなく、息を吹き返したマズールの一発が運悪く清水選手の「肝臓」にヒット...

さすがの清水選手も一瞬たじろぎ、その隙を一気に畳みかけられました。

結果は判定負け。清水選手の世界大会は終わりました。惜しい、ホントに惜しい試合でした。

順調に勝ち進んだマシエ・マズール選手は決勝戦まで駒を進め、前回の覇者島本選手と戦い、互角以上の勝負を繰り広げましたが、惜しくも判定負けして準優勝。決勝戦くらいは1本勝ちで終わりにしてほしかったです。

たった1カ月でここまでパフォーマンスアップしてくれた清水翔希選手。久々に胸が熱くなる試合が観れて感謝しています。ありがとうございました。さて今大会を集大成と位置付けていた彼から翌日ラインがありました。

清水選手「最後にしようと思いましたが、このままじゃ終われないので次も出ます!できれば平澤さんのジムでまたトレーニングお願いしたいです。」

そうですか♪ こっちも会場でいろんな選手の動きを観させて頂き、もっとやりたいトレーニングが増えてたところです。年間通してやったら怪物になっちゃいますよ。いっしょにマズールをぶっ飛ばしましょう!! 



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