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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

宮城県丸森町に災害ボランティア活動をしてきました

ご無沙汰しております。2019年最後のパンフレットが完成して、夜な夜な配布の日々を送っていましたのでブログ更新が遅れてしまいました。ごめんなさい。今回のブログは、宮城の友達の実家が台風19号で被災したという事でお手伝いに行ってきた時のお話です。ネットで見るのと実際に行って人に会い話を聴くのは大違いでした。もっと大々的にマスコミと政府が取り上げる事案だと思いました。

19日の営業が終了して家に着いたのが23時30分。急いで風呂に入り0時にいつも通勤で使っている125㏄のスクーターで丸森町に向けて出発しました。軽装で行こうとしたんですが、「嫌な予感」がしたので少し厚着して雨具を持って行きました。

9921キロからスタート。さて往復660キロの予定ですが、どうなることやら…国道249号から北上し、大田原を過ぎた頃ガス欠になりそうになったので給油。深夜3時過ぎ、外気温は4℃でした。この頃から横風と雨で視界が悪くなかなかペースが上が りません。福島の郡山を過ぎた頃、夜が明けてしまいました。 宮城県に入り国道4号の国見から右折して 丸森町に向かう道であちらこちらで道が崩落して通行止め。回り道をしながらナントか丸森町ボランティアセンターに到着。時刻は9時30分を回っていました。



通称:ボラセンではボランティア保険に入り(300円)自分が出来る作業をボラセン係員に申請する「マッチング」を行います。自分は3.11でも災害ボランティアに行っていた経験と手先が器用なので、仕事には困りませんでした(笑)今回は床剥がしと泥の撤去を依頼された家主のもとへ向かいました。写真は家主の方に失礼なので撮っていません。ちなみに災害現場はこんな感じです。(snsから拝借)






ちなみに今回一緒に作業したチームに芸人の「なすびさん」がお忍びできていました。大きなマスクをしてドロドロになり黙々と仕事をする「なすびさん」。あとで訊くと「被災した家主様にご迷惑にならないようにしたいから」との配慮からでした。顔は長いですが、とてもナイスガイな「なすびさん」応援したくなりました。無事、家主さんのOKを頂き作業終了。ボラセンに着いたのが15時。ここからまた9時間かけて家に帰ります。その前に記念写真を…

まずは大阪からきた中西さん。今でも月に1回三陸にボランティアに通っているこちらもナイスガイです。

続いて「なすび」さん

帰り道は復興作業に伴う通行止め範囲が広がり、宮城県白石市経由になりました。もう山には雪が積もってました。寒いはずです。災害ボランティアに行く度に痛感する事があります。災害に合った人達を救うのはお金でも物資でもなく、人なんだって事。(勿論、お金・物資は大切ですが) まずは、現地に行き、「私達が来たからもう大丈夫ですよ。」と言って上げるだけで人は救われるんだと思うんです。

さて、凍えながらひたすら走り続け、自宅に到着したのが23時58分。走行メーターは10601キロでした。総走行距離680キロ。いい旅をしました…

私の見た感じですが、丸森町の復興状況はまだ3割程度。そして東北には厳しい冬の気配が色濃くなってきました。時間を作り、是非丸森町に行ってあげてください。たった300キロしか離れていないところに、災害で家を無くし、途方に暮れる人達が居ます。宜しくお願い致します。   行きたい方は店長まで!!



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