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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

腰痛について

こんにちは!アップスフィットネスクラブでは看板に「機能改善」を謳っているので、慢性腰痛や寒くなるとギックリ腰を連発する方が多数来店され、トレーニングに励んでいます。腰痛には様々な原因があると思いますが、7割くらいは、腹筋群に力が入れられない事による「反り腰」からくるものです。

今回は、反り腰による腰痛の判定テストについてお話しようと思います。

先ずは、何故腹筋群に力が入らないと「反り腰(骨盤前傾)」になるのか?の説明から。

鏡の前に横を向いて力を抜いて立ち、お尻の穴に力を入れます。ここで大事なのは、大殿筋に力を入れるのでは無く、お尻の穴を締めるように力を入れる事。さてどうでしょう?姿勢が変わったと思います。お尻の穴を締める筋肉は腹横筋というインナーマッスルと連動していて、腹横筋に力が入った事によって骨盤の位置がニュートラルに動いた為です。インナーマッスルはその殆どが関節の安定性や姿勢を制御(腹横筋)をする筋肉です。そして力持ちのアウターマッスル「腹直筋・腹斜筋群」が、過度のストレスに対して腰を守るように身体を補強する筋肉として働いています。

右は腹筋だけに力を入れた場合の姿勢。

中央は背筋群と腹筋群が協力して腰椎をサンドイッチしている姿勢。

左は、背筋群だけに力が入り骨盤が前傾して「反り腰」になってる姿勢。

どの姿勢が安定しているかは一目瞭然ですよね。

※反り腰は過緊張している背筋だけが原因ではありません。


本当は腹筋と背筋で仕事をするところを背筋だけで仕事をしてれば、背筋は疲れて、重いモノを持とうとしたり、無理な姿勢になったりするだけで破綻してしまう訳です。これが「反り腰」腰痛の原因です。


反り腰テスト

反り腰か、腹筋に力が入れられるかは「キャットカウ」というエクササイズをしてもらうと判ります。先ずはダメな例。ヨガインストラクターのユーチューバーの方から拝借。

背中を息を吐きながら腹筋に力を入れ丸めていきます。腰椎の曲がりがあまかったり、矢印のあたり(仙骨)がカクンと角度が変わっている人は仙腸関節が動いていない可能性があり、要注意です。

腰椎の曲がりが仙骨まで一定なら問題ありません。

腰椎がキレイに曲がる=お腹に力が入る=姿勢が制御できる という事になります。

仙骨の上には腰椎➡胸椎➡頸椎と続いています。そのベースである仙骨が動かないとなると、スタートからおかしくなるので全てが狂ってくると思います。詳しくはまたの機会に♪


アップスフィットネスクラブの会員様は腹筋に力を入れるエクササイズと並行して、仙骨を動かすエクササイズを行っています。

慢性腰痛は、なかなか難しい問題ではありますが、課題を一つ一つクリアにしていけば、徐々に改善していくと思います。先ずはお腹に力を入れて「キャットカウ」から始めてみましょう(^^)/







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