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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

腰痛原因は色々です

こんにちは!最近はもう春を通り越して夏のような陽気ですね。色々なところに出かけたくなりますが、「腰の調子がイマイチ」となると行動に制限が出てしまいます。何せ「要」という字が入ってますからね。今回はそんな腰の痛みの一例を詳しくご紹介したいと思います。


今回は骨盤から上、の左右どちらかが痛い場合

痛い方の横から写真を撮ってみてください。




例えば左の骨盤の上辺りが痛かったら、左の側面から写真を撮ってみると。。。

耳の穴→肩峰→大腿骨の大転子→くるぶしの少し前 が一直線上になっていたら、腰方形筋という筋肉が短くなり痛みを出しているかもしれません。ちなみにこれが横から見た良い姿勢と言われています。

人間にはいくつもの筋肉のラインが存在しています。腰方形筋はその中でも深い位置にある「ディ―プフロントライン」というラインに属します。


腰方形筋は左右こんな感じで付いているインナーマッスルです。


そして腰方形筋の前側には大腰筋という足(股関節)を上げる筋肉があります。


輪切りの図:上がお腹側 下が背中側です。


通常、腰方形筋が短くなると後方についている為、短くなった側と後方に傾くはずですが、両筋肉は表裏に位置しているため、片方の影響を受けて両方短くなるのです。腰椎の横に付き、前後から支えあう筋肉が両方ともに短くなると上手く腰椎を支え合い、良い位置になります。その為一見横から見ると良い姿勢に見えます。

因みに短くなる原因は日頃の動きの癖や悪い姿勢が多いです。

 

さてこの腰方形筋を緩める効果的なストレッチは意外とありません。

どうしましょうか。。。。

答は大腰筋をストレッチするです。



影響しあっている筋は一方が緩むともう一方も緩むのです。

経験上、痛みは9割以上改善します。当ジムの会員様の腰痛がこの原因だった場合はもっと効果的なペアストレッチを行います。

ただ、勘違いして欲しくないのですが、先ほども話した通り、原因は

「日頃の動きの癖や悪い姿勢」という事。

こちらを改善しないと直ぐに元に戻ります。


身体のバランス、つまり筋肉のバランスは非常に大切って事ですね。

それではまた(^^)/

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