top of page
執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

        身体の負債

皆さんこんにちは。今年の花粉は酷かったですね。さすがに今年は花粉で体調悪くなり仕方なく薬に手を出してしまいました…情けない。今年はもっと食べ物に気を使い腸内環境を整え、的確な免疫力をだせるよう努力していこうと思います。日々の食事が身体を作っていきますからね。さて今日はそんな「日々の努力を怠ると大変な事になるよ」というお話をしようと思います。 人は30歳を過ぎると全体の筋量の1%づつ毎年減っていきます。だいたい身体の老いを感じるのが35歳前後ですよね。

30歳の男性の筋量の平均が大体52㎏前後、これの1%が毎年減っていきます。 30歳 52㎏ ‐ 52×1/100 =51.48㎏ 32歳 51.48㎏ – 51.48×1/100 =50.97㎏

33歳 50.97㎏ - 50.97×1/100 =50.46㎏ 34歳 50.46㎏ - 50.46×1/100 =49.96㎏ 35歳 49.96㎏ - 49.96×1-100 =49.46㎏ 30歳の時52㎏あった筋量が35歳には約49.5㎏に落ちています。 たった5年で2.5kgの筋量が落ちただけで、 「疲れが取れない」 「腰痛-肩こりが治らない」 「走れなくなった」 などなど 不調をきたすことになるわけです。これが50歳60歳になったら…ぞっとしませんか? さて、ここで大体の人が周りの同年代をみて「みんな一緒だから平気だ」と勘違いしてしまいます。 そして筋量が減れば代謝も減っていき、次第に太りだします。筋肉は金食い虫でいるだけで発熱しカロリーを消費するからです。 肥満は心臓に負担を掛けます。何故でしょう?車のエンジンに例えれば簡単に理解できます。

人が心臓に一生に使えるエネルギーが決まっているとします。コンパクトカーもスポーツカーも満タンで50リッターとすると、どちらが長く走れるでしょうか?

つまり必要最低限の装備で身体にあった体型なら長く生きられるという事です。さてまたココで問題なのですが、いくら丈夫で便利なコンパクトカーだって車検に出しますよね?何故でしょう。法律で決まっているからだけじゃありません。壊れないように事前に点検してダメな部品、壊れそうな部品は交換して路上故障を防ぐ為です。人間の身体もノーメンテナンスで使えるほど便利じゃありません。交換できない部品が多いからです。擦り減る前に調整すると車と一緒で交換しなくても長く使えます。この調整がとても大事です。これがパーソナルトレーニングジムでいうコンディショニングです。コンディショニングで身体を調整したら、トレーニングをして壊れないように補強していきます。そうする事によって初めてロングライフな身体になれるのです。身体の不調はいわば負債。知らない間に増えていき、最後は取り返しのつかない事になります。負債は人生のその時の決断一つひとつの積み重ねで増えたり減ったりします。返済は早ければ早い方が良いに決まってます。トレーニングという筋肉貯金も早ければ早い方が安心した老後が送れます。決断が遅いほどハイリスク、ローリターンになります。

しっかりとした眼力を身に付け間違った決断をしないように心掛けたいですね。

閲覧数:35回0件のコメント

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page