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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

鵞足炎(膝のトラブル)と自転車

こんにちは。暑い日が続きますが、皆さん、如何お過ごしでしょうか?暑さに負けず店長は相変わらず自転車に乗ってます。さて、もっと速く走りたいと、今年の3月に自分で組み立てた自転車を乗っているのですが、今回はその時から続いた身体の不調について話そうと思います。


ロードレーサー

店長が新たに制作したのはロードレーサーまたはロードバイクと言われるスピードの出るカテゴリーの自転車です。以前から乗っていたクロスバイク(そこそこ速い自転車)とは違い、部品も軽く高価なモノがついています。シェイクダウンの時に思ったのは「軽い/速い」と「ペダルとペダル間が狭い」でした。


高い自転車は軽ーく100万円超えてきます。写真はカーボンフレームでお高い仕様です。ちなみに店長のは鉄フレームなので安価ですw


違和感

乗り込んでいくと、左臀部側面が熱くなるようになりました。そのうち同側の大腿骨の大転子という突起した骨の周辺が痛み出しました。大腿筋膜張筋のストレッチをすると痛みが和らぎ、そのまま様子をみることにしました。また乗り込んでいくと今度は膝関節下の内側が痛みだしました。「これはおかしい」と思い、ワクワクしながら痛みの原因を探る事にしました。


鵞足炎

痛む箇所は放置して、股関節の可動域を左右で比べてみると痛む左足だけ、開脚の可動域が極端に落ちていました。骨盤の下の方に筋膜リリースツールを置き、解すとかなりの激痛w。右は全く痛くありませんでした。その後、あと薄筋という筋をツールで解し、開脚のストレッチすると、膝下内側の痛みだけではなく、大腿骨の大転子周辺の痛みも和らぎました。


下の〇が痛む箇所。上の〇を解してから筋全体のコンディションを整えてストレッチしました。


原因

暫く、骨盤下を解す⇒薄筋を解す⇒開脚ストレッチ で対処してたのですが、全く良くならないので自転車のセッティングを見直すことにしました。ヒントは最初に感じた「ペダルとペダル間が狭い」にありました。この位置だと膝関節と股関節に負担を掛けると思ったからです。ネットで検索すると「Qファクター」というワードがヒットしました。ペダル間の距離の事です。空気抵抗を減らす為、わざと狭く作っているらしいです。アダプターをペダルに着ければ拡げる方向に調整可能との事。早速注文し、取り付けして走ってみました。力が入りやすくなり、足の負担も軽減。走り出して暫くすると痛み出す大転子周辺の痛みも静かになりました。


Qファクターを狭くすれば確かに全体の横幅は細くなりますが、足の力が使えなければ意味無いと思うんですけどね。どの業界もおかしな常識がありますねw



中央は今までの状態。左が最高に力が入ると思います。右はヤンキーの兄ちゃんがこんな漕ぎ方してますよねw



こんなアダプターが売ってます。今回は左右で計4cm拡げてみました。


その後の経過は…

何回かに分けて100キロ以上走行しましたが、足は調子いいです。疲労も軽減しました。どうやら、どストライクだったみたいです。


教訓

ランニングのフォームが悪いとよくなる鵞足炎や膝周辺のトラブルと大転子周辺の痛み。道具を使ったスポーツでも一緒です。「やりにくい」と感じたら、見直す事も必要ですね。自分の身体を使ってよーく解りました。日々勉強です。さて今日も漕ぎますか(笑)

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