身体には良いと分かっていてもなかなか続かないトレーニング。「私は何やっても続かないの...」と思っている皆さん、安心してください。いくら至れり尽くせりのメニューを作っても続かない人が殆どなのです。さて、どうすれば、どう考え方を変えれば、トレーニングを続ける事が出来るのか?今回はそんな話をしたいと思います。
①:身体 = 会社
皆さんの身体を大会社に置き換えてみたらどうでしょう?脳 つまり思考は皆さんで、会社でいう社長です。漫画「はたらく細胞」で人間の細胞は37兆個と言ってましたが、社長はその膨大な数の社員の健康を維持して食べさせていかなければいけません。 よく「私は、現状維持できれば...」という方がいますが、会社のスローガンに「現状維持」とうたっている社長に部下(細胞)はついていくでしょうか?
②:コンサルタント = トレーナー
でもどうしたら社員(細胞)全員が喜んでくれるか、皆さんは分かりません。指示が適当だと、どうなるでしょうか?例えば「太ってきたから、取り合えず明日からランニング始めよう」という経営戦略は100%失敗します。その仕事をしたらどうなるか、社員の話をちゃんと聞いてから(身体のコンディションを確認)ではないと破綻するのは当たり前の話です。そこでコンサルタント(トレーナー)の登場です。会社全体に、「どの部署をどう使えばどうなるか?」を調査してから経営戦略を練り、社長はその戦略に沿って実行してもらえばいい訳です。
③:各部署との連携 = 動ける身体
会社経営が順調にいくと社員は喜ぶとともに会社(身体)も成長していきます。この時に大事なのが、どの部署も連携して仕事をし潤っていく事です。あの部署は頑張っているけど、あそこの部署は楽してるって事にならないことが大切です。これをトレーニングで例えると、トレーニングマシンで座ってトレーニングする事です。身体全体のトレーニングではないので連携が取れず、動きが鈍く、機能的な身体には成長できません。またバランスも崩して、経営(姿勢)が悪化なんて事になり兼ねないのです。そうならないようにバランスよく全体をみていく、この辺りもコンサルタント(トレーナー)の腕の見せ所です。
④成長戦略 = 強度の漸進
さて、経営が上手くいき、社員全員、ちゃんと働き出して一見、順調に見えます。しかしここに「マンネリ」という落とし穴が待ち構えています。いつまでも同じ仕事(重さ)で仕事をしているとサボりだす社員(筋肉)が出てきます。そうならないように戦略を練り直し、仕事量(重さ・強度)を変えていく事により、より強固な連携が生まれ、会社は安泰になるのです。
※まとめ
①現状維持の思考は「現状維持にすらならない」
②身体を調べないとトレーニングしても効果は出ない
③関節一つの動きを鍛えても健康にはならない
④常にトレーニングメニューを練り直す事で、健康は維持できる
身体の仕組みが分かれば、続ける事も可能になると思います。皆さんがいつまでも健康でいる為にもトレーニングを続ける事をお勧めします。