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ブログ

更新日:2020年3月10日

こんにちは。オリンピックイヤーに係わらず世間では連日のコロナウイルス関連ニュースで淀んだ空気になり、日本は一気にトーンダウン。街にも活気が無くなりました。この「閉塞感」は家にジッとしててもどうにもなりません。人間は所詮「動物」。動くモノなんです。動かない事には健康を維持出来ません。さてじゃあ運動しようか!となっても運動する施設がどこも閉鎖状態。フィットネス業界もこれじゃいかん と運営ガイドラインを決めて発表しました。もっと前からこうなる事は判っていたのにと歯がゆく思いますが...

さて、内容は大まかに言うと

① 37.5度以上の人は来店しないでください←確認はしません

② 体調が悪い方、クルーズ船に乗ってた方、渡航歴のある方は来店しないでください←確認はしません

③ 密閉空間のスタジオレッスン(エアロビ、ヨガなど)はしばらく休みます。

④ トレーニング用具を拭くウエスは、廃止してペーパーに変更します

⑤ 有酸素運動のマシンの距離を少し拡げます

⑥ スタッフやトレーナーは勿論、お客様も極力マスクしてください。

⑦ プールや子供プログラムも暫く休みます

と言う感じです。



アップスフィットネスクラブの今後のコロナウイルス対策ですが、

① 以前お話した、空気清浄器類を更に2機、合計4機に増設します。

※シャープ社製のプラズマクラスターはコロナウイルスへの有効性が実証されています。その他のダイキン「ストリーマ」、Panasonic「ナノイー」は各社に確認している段階です。




② 室内気温を20度、湿度を50%以上に保ちます。

※所説ありますが、小坂健医師(公衆衛生学修士)のご意見を参考にしています。

「換気をしなさい」との政府のお達しですが、換気をすると気温と湿度が一気に下がる事が当ジムの実験でも確認できました。気温は直ぐに回復しますが、湿度は1回下がるとなかなか上がりません。その為の空気清浄機の導入なのです。



③ エントランスでの赤外線体温測定➡37.5度以上は入場できません。

赤外線測定器導入予定(発注済、納品待ち)

※これは早期に導入したいのですが、このコロナパニック状態でいつ納品されるか今現在判りません。納品され次第アナウンス致します。現状はお家での体温管理をお願いしております。


④ 水素水の常温での提供

※40度以上の白湯が望ましいのですが、現実的に不可能なので、常温での提供になりました。


⑤ ストレッチエリア(マット)の消毒 3回/日

運動後のストレッチもするお客様のいるので、消毒致します。


⑥ 消毒スプレー(アルコール)設置個所の増設

「取りにいくのがめんどくさいから いいや」とならないように3か所増設しました。


また神奈川県の大型店舗のジムで渡航歴のある感染者が5日間通っていたとニュースが流れました。濃厚接触者は1400人らしいですが、大型店は、人数が多すぎて一人ひとりが、どういうお客様か把握できません。もしスタッフと顔見知りで海外に行ってきたと、スタッフが知っていたら...「エジプト旅行はどうでした?」と声を掛けていたら...未然に防げたハズです。大型店舗の感染リスクは密閉したスタジオレッスンだけで無く、顧客を管理しきれないという基本的なところにもあるのだと改めて気付かされました。「お客様と仲良くなる」とはお客様のコンディションを知るとても大事な事なんです。

アップスフィットネスクラブは、これからも気づいた事はいち早く改善し、導入していきたいと思います。


追記:良い事もあります。空気清浄機を増設したおかげで、「花粉症」のお客様が「このジムは空気がキレイ♪」と喜んでいますw Panasonicの「ナノイー」は美肌効果もあるので、お肌が整うかも ですね♪



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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

更新日:2020年2月27日

こんにちは!世間ではコロナウイルスで大騒ぎになってます。市川市でもジムで3人が感染し、濃厚接触者が600人とニュースになってました。アップスでは2/15にウイルス対策として空気清浄機を2機に増設し、いち早く対応してまいりました。この空気清浄機がコロナに有効なのかは判りませんが… 運動すると免疫力が落ちて感染しやすくなるんじゃないか?と心配している方々もいらっしゃるみたいです。今回はトレーニングと免疫力についてお話しようと思います。


皆さんご存知の通り、免疫力を上げるのに手っ取り早いのは体温が高くする事です。体温を上げたいと思った時一番最初に思いつくのが「褐色細胞」だと思います。しかし最近の研究ではこの褐色細胞は、身体のごく一部にしか分布していなく、身体を温めるには充分では無い事が判ってきました。私の大好きな東大の「石井直方先生」がこんな研究をしました。

筋量の同じのネズミを2匹、4℃の部屋に入れます。片方のネズミAは褐色細胞を切除し、もう片方Bには何もしませんでした。もし褐色細胞が発熱をして身体を温めているならAは、凍えるはずですが、2匹とも体温の変化は同じでした。


さてここからが本題。

筋肉の中には「サルコリピン」というタンパク質が存在します。実はこの「サルコリピン」未だに良く分かっていない物質ですが、熱産生する事が判っています。ここでまた実験。

同じ筋量のネズミを2匹、サルコリピンを作る遺伝子を壊したネズミAと、普通のネズミB を4℃の部屋に入れました。結果はBのネズミは元気のまま、Aは体温が10分過ぎた頃から下がり始め1時間で動かなくなってしまいました。

皆さん、筋肉質の人が廻りの人達に比べてやたらと汗かいている光景を見たことありませんか?

つまり、筋肉が多ければ「サルコリピン」も多く、熱産生も多い訳です。


さて、ここで市川のジムに話は戻します。もし、筋肉を鍛える/刺激を与える事をメインにしているジムでしたら、常連の会員様は筋量も多く免疫力が高い事が予想されます。しかし、娯楽メインのスタジオレッスンや入浴施設のある施設だったらどうでしょうか?あいにく現段階ではそのジムのHPのアクセスが集中していて確認できませんでしたが、前者である事を願うばかりです。

「転ばぬ先の杖」

皆さんも日頃からトレーニングし筋肉量を増やして、免疫力をアップしていきましょう。

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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

こんにちは!アップスフィットネスクラブでは看板に「機能改善」を謳っているので、慢性腰痛や寒くなるとギックリ腰を連発する方が多数来店され、トレーニングに励んでいます。腰痛には様々な原因があると思いますが、7割くらいは、腹筋群に力が入れられない事による「反り腰」からくるものです。

今回は、反り腰による腰痛の判定テストについてお話しようと思います。

先ずは、何故腹筋群に力が入らないと「反り腰(骨盤前傾)」になるのか?の説明から。

鏡の前に横を向いて力を抜いて立ち、お尻の穴に力を入れます。ここで大事なのは、大殿筋に力を入れるのでは無く、お尻の穴を締めるように力を入れる事。さてどうでしょう?姿勢が変わったと思います。お尻の穴を締める筋肉は腹横筋というインナーマッスルと連動していて、腹横筋に力が入った事によって骨盤の位置がニュートラルに動いた為です。インナーマッスルはその殆どが関節の安定性や姿勢を制御(腹横筋)をする筋肉です。そして力持ちのアウターマッスル「腹直筋・腹斜筋群」が、過度のストレスに対して腰を守るように身体を補強する筋肉として働いています。

右は腹筋だけに力を入れた場合の姿勢。

中央は背筋群と腹筋群が協力して腰椎をサンドイッチしている姿勢。

左は、背筋群だけに力が入り骨盤が前傾して「反り腰」になってる姿勢。

どの姿勢が安定しているかは一目瞭然ですよね。

※反り腰は過緊張している背筋だけが原因ではありません。


本当は腹筋と背筋で仕事をするところを背筋だけで仕事をしてれば、背筋は疲れて、重いモノを持とうとしたり、無理な姿勢になったりするだけで破綻してしまう訳です。これが「反り腰」腰痛の原因です。


反り腰テスト

反り腰か、腹筋に力が入れられるかは「キャットカウ」というエクササイズをしてもらうと判ります。先ずはダメな例。ヨガインストラクターのユーチューバーの方から拝借。

背中を息を吐きながら腹筋に力を入れ丸めていきます。腰椎の曲がりがあまかったり、矢印のあたり(仙骨)がカクンと角度が変わっている人は仙腸関節が動いていない可能性があり、要注意です。

腰椎の曲がりが仙骨まで一定なら問題ありません。

腰椎がキレイに曲がる=お腹に力が入る=姿勢が制御できる という事になります。

仙骨の上には腰椎➡胸椎➡頸椎と続いています。そのベースである仙骨が動かないとなると、スタートからおかしくなるので全てが狂ってくると思います。詳しくはまたの機会に♪


アップスフィットネスクラブの会員様は腹筋に力を入れるエクササイズと並行して、仙骨を動かすエクササイズを行っています。

慢性腰痛は、なかなか難しい問題ではありますが、課題を一つ一つクリアにしていけば、徐々に改善していくと思います。先ずはお腹に力を入れて「キャットカウ」から始めてみましょう(^^)/







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