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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

更新日:2020年2月7日

こんにちは!先日、大手スポーツクラブに勤めているトレーナーさんがアップスに来る機会があり、「ここの会員さんは、みんなトレーニングメニューにそって一生懸命にトレーニングするんですね。」と驚いていました。大手ジムは娯楽施設のように色々なマシンや様々なレッスンがあり、飽きさせない施設づくりをしています。私も1年間大型店舗がどんなものか働いてみた事がありますが、長時間お喋りしていたり、ただマッサージマシンに乗ってる人を多く見かけました。プールでアクアウォークだけする人、お風呂やサウナだけに入りにくる人も沢山いました(笑) どこのジムも、何をやっていいか判らない人達で溢れています。

さて、志高く入ったつもりのスポーツクラブ。なんでそんなふうになってしまったのでしょうか?今回はそんなお話です。

先ず、お話しなければいけないのが一般的なジムの継続率です。 はじめて3ヶ月続けられる人が40%以下、1年続けられる人は僅か4%程度です。 ちなみに1年続ける事が出来た人は略トレーニング習慣が付いているのでそのままトレーニングを持続する事が可能です。

大手ジムもこれは分かっていて、入会して3カ月は会員様が路頭に迷わないよう「至れり尽くせり」のシステムを導入しています。しかし、成果はさっぱりです。何故でしょう?

昔、大手に勤めていた私が50代後半男性会員様にそのシステムを使い、指導していた時に言われた事が全てを物語っています。

(システムとは入会から3カ月間、毎月1回トレーニングマシンのメニューの進捗状況をマニュアルに沿って確認するという簡易的なものでした。)

私:「さて、入会して3カ月経ちますが、ウェイトの選択はどうなってますか?」

会員様:「はい?最初から変えてませんが、何か?」

私:「わかりました。それではいつもやってるメニューを1つづつやってみましょう」


会員様に詳しくウェイトの選択には法則がある事、最低でも1カ月ごとに見直さなければならない事、など伝えました。

会員様は、最後にジムの公認トレーナーの写真が飾ってある所まで行き、


会員様:「平澤さんはここに載ってませんが、なんでそんなに詳しいんですか?」と尋ねました。

私:「僕はトレーナーの資格は持ってますが、このジムが発行している資格を持ってないので載せてもらえないんですよ。」

会員様:「そんなのおかしいですね。詳しい人が教えてくれなきゃ、トレーニングできませんよ。」


それっきりその方は見かけなくなりました。


空前のフィットネスブームと言われている昨今ですが、大量に人を入会させて人件費をかけずに儲けるシステムは今も昔もかわりません。そして一番お金と時間が掛かるのが、人材育成。おかしな話ですが、どんなフィットネス企業も、ココは面倒なので必ず省きます。




企業は自ら、安い賃金でバイトを雇い、簡単な研修や、誰でも受かる試験/資格を自社で作り、即席トレーナーに指導させ、フィットネス難民を量産させる仕組みを作っているのです。


※ 迷うという事は進もうと頑張っている証拠でもあります。

そしてトレーニングが続かなかった皆さんは悪くありません。

そんな頑張っている人達を助ける職業がパーソナルトレーナーだとアップスフィットネスクラブは考えます。


皆さんは、ジムで「何しようかな?」って迷った事ありませんか?









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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

ご無沙汰しております。2019年最後のパンフレットが完成して、夜な夜な配布の日々を送っていましたのでブログ更新が遅れてしまいました。ごめんなさい。今回のブログは、宮城の友達の実家が台風19号で被災したという事でお手伝いに行ってきた時のお話です。ネットで見るのと実際に行って人に会い話を聴くのは大違いでした。もっと大々的にマスコミと政府が取り上げる事案だと思いました。

19日の営業が終了して家に着いたのが23時30分。急いで風呂に入り0時にいつも通勤で使っている125㏄のスクーターで丸森町に向けて出発しました。軽装で行こうとしたんですが、「嫌な予感」がしたので少し厚着して雨具を持って行きました。

9921キロからスタート。さて往復660キロの予定ですが、どうなることやら…国道249号から北上し、大田原を過ぎた頃ガス欠になりそうになったので給油。深夜3時過ぎ、外気温は4℃でした。この頃から横風と雨で視界が悪くなかなかペースが上が りません。福島の郡山を過ぎた頃、夜が明けてしまいました。 宮城県に入り国道4号の国見から右折して 丸森町に向かう道であちらこちらで道が崩落して通行止め。回り道をしながらナントか丸森町ボランティアセンターに到着。時刻は9時30分を回っていました。



通称:ボラセンではボランティア保険に入り(300円)自分が出来る作業をボラセン係員に申請する「マッチング」を行います。自分は3.11でも災害ボランティアに行っていた経験と手先が器用なので、仕事には困りませんでした(笑)今回は床剥がしと泥の撤去を依頼された家主のもとへ向かいました。写真は家主の方に失礼なので撮っていません。ちなみに災害現場はこんな感じです。(snsから拝借)






ちなみに今回一緒に作業したチームに芸人の「なすびさん」がお忍びできていました。大きなマスクをしてドロドロになり黙々と仕事をする「なすびさん」。あとで訊くと「被災した家主様にご迷惑にならないようにしたいから」との配慮からでした。顔は長いですが、とてもナイスガイな「なすびさん」応援したくなりました。無事、家主さんのOKを頂き作業終了。ボラセンに着いたのが15時。ここからまた9時間かけて家に帰ります。その前に記念写真を…

まずは大阪からきた中西さん。今でも月に1回三陸にボランティアに通っているこちらもナイスガイです。

続いて「なすび」さん

帰り道は復興作業に伴う通行止め範囲が広がり、宮城県白石市経由になりました。もう山には雪が積もってました。寒いはずです。災害ボランティアに行く度に痛感する事があります。災害に合った人達を救うのはお金でも物資でもなく、人なんだって事。(勿論、お金・物資は大切ですが) まずは、現地に行き、「私達が来たからもう大丈夫ですよ。」と言って上げるだけで人は救われるんだと思うんです。

さて、凍えながらひたすら走り続け、自宅に到着したのが23時58分。走行メーターは10601キロでした。総走行距離680キロ。いい旅をしました…

私の見た感じですが、丸森町の復興状況はまだ3割程度。そして東北には厳しい冬の気配が色濃くなってきました。時間を作り、是非丸森町に行ってあげてください。たった300キロしか離れていないところに、災害で家を無くし、途方に暮れる人達が居ます。宜しくお願い致します。   行きたい方は店長まで!!



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執筆者の写真Tetsuya Hirasawa

11月9日、ジムをお休みさせていただき、清水選手の応援に行かせて頂きました。遅くなりましたが、大会のレポートです。今回の会場は調布の味の素スタジアム横にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」です。会場のエントランスには外国の方々が大勢いたので直ぐに分かりました。





全世界で日本の空手文化が根付いているのが良く分かる会場でした。


男子は世界101ヶ国、161名、その他女性選手も多数参加、総勢250人近くは居たんじゃないでしょうか?外人勢の応援団の声援は半端ないです💦


北欧の選手でしょうか?戦闘民族の匂いがプンプンしました。


客席と選手の境が良い意味であいまいで、選手達の気迫が肌で感じられる素晴らしい会場でした。

ミット撃ちの音が響いていてビビりました。さて清水選手はシード選手なので1回戦はパスし、2回戦目からの登場です。相手は、あまり強くなく初戦で緊張していた清水電手も危なげなく勝ちます。そして3回戦目。相手はリトアニア代表、背丈も清水選手よりかなりあります。「次は結構強いです。」と言ってリングサイドで同じ道場の選手とアップを始めました。


試合が始まるとリーチで不利な清水選手は相手の懐に飛び込んで果敢に戦います。


リトアニア代表はそんな清水選手の肩に肘を入れたり、斜め上から容赦なく打撃を加えていく打撃戦になりました。何とか判定勝ちして明日に繋げました。清水選手はこの後、アイシングをしながら明日に備えたそうです。

そして10日。ライブ配信しているので、朝からジムで応援しました。

4回戦目の相手はポーランド代表のマシエ・マズール選手。前評判の高かった選手です。


清水選手は前半果敢に打撃を加えていきます。マズール選手は押され気味。


防戦一方のマズール選手は審判団に...


忠告を受け一気に不利になります。


試合再開して間もなく、息を吹き返したマズールの一発が運悪く清水選手の「肝臓」にヒット...

さすがの清水選手も一瞬たじろぎ、その隙を一気に畳みかけられました。

結果は判定負け。清水選手の世界大会は終わりました。惜しい、ホントに惜しい試合でした。

順調に勝ち進んだマシエ・マズール選手は決勝戦まで駒を進め、前回の覇者島本選手と戦い、互角以上の勝負を繰り広げましたが、惜しくも判定負けして準優勝。決勝戦くらいは1本勝ちで終わりにしてほしかったです。

たった1カ月でここまでパフォーマンスアップしてくれた清水翔希選手。久々に胸が熱くなる試合が観れて感謝しています。ありがとうございました。さて今大会を集大成と位置付けていた彼から翌日ラインがありました。

清水選手「最後にしようと思いましたが、このままじゃ終われないので次も出ます!できれば平澤さんのジムでまたトレーニングお願いしたいです。」

そうですか♪ こっちも会場でいろんな選手の動きを観させて頂き、もっとやりたいトレーニングが増えてたところです。年間通してやったら怪物になっちゃいますよ。いっしょにマズールをぶっ飛ばしましょう!! 



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